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世界の高機能・高性能薪ストーブはここ10数年で革新的に進歩しました。
日本で販売が始まった当時は、ガラスのないものが多く炎も見えない状態でした。また構造に於いても内部を保護するプレートや完全燃焼を促進する機能などもなく、耐久消耗品としては非常に脆弱なものでした。

現在ではクリーンバーン燃焼機能を始め、安全性と保温性能を両立したダブルスキン型構造、ガラスを曇らせないエアウォッシュ、モダンデザインの多様化・・・などなどその進歩は枚挙に暇がないほどです。
暖かさ・調理の楽しさ・炎の美しさ・家族の集う優しさ・空気清浄機能・満足感など薪ストーブの魅力は尽きません。
弊社ではその中から厳選したストーブをお勧めします。

『薪ストーブ』と全てを一括りにするのは、ご注意ください。それぞれに性格が違うのです。
出来るだけ早く大きいスペースを暖めるタイプと、できるだけ長く快適に部屋を暖めるためのタイプとでは、
ストーブ本体の構造から違うために、できないことを求めてもそれはムリなのです。
例えばよく言われる『徹夜焚き』。8時間程度、完全燃焼させての連続燃焼が可能なストーブはほとんどありません。
理由は二つ。
まず8時間燃やし続けるための薪の量。例えば最小完全燃焼出力が4,000kcalとした場合、薪1kgが持っているエネルギー量は約4,000kcalなので約8kgの薪が必要となります。それを入れられる火室の広さがあるかが一つのポイント。
それと燃え続けるための温度が燃焼室内に保持されることが必要です。
長時間燃やすためには燃焼空気量を少量にしなければなりませんが、シングルスキンタイプ(輻射式と言われるタイプ)のストーブでは外側から冷やされる率が大きく、低燃焼レベルを大きめにしないと連続燃焼は不可能です。
またその燃焼空気自体も燃焼室を冷やすことになり、予熱された空気を入れてない多くのストーブでは『徹夜焚き』は不可能なのです。
カタログデータで20時間連続燃焼可能などとうたっている物もあったりしますが、物理的に不可能ですし、10kg以上の薪を詰め込むなどという事は薪ストーブのためにしてはいけないことです。

継続的に燃焼させて部屋を暖め続けられるのはごく限られた薪ストーブしかないので、混同しないようにご注意下さい。
 展示商品一覧

取り扱いメーカー(ブランドロゴをクリックして下さい)

デンマーク王室御用達の鋳物メーカーで、その歴史は160年以上に及びます。当然デンマークでは鋳物薪ストーブメーカーとして確固たる地位を確立しております。家具をはじめとしてデニッシュデザインは非常にファンが多いのですが、モルソー社製品はその鋳物肌の美しさと相まった気品を皆様にお届けしています。比較的中型ストーブが多いのですが、カタログスペック以上の暖かさでパワー不足を感じさせないのは技術力の結果なのでしょう。



アンデルセンストーブの新しい仲間になったLEDAはドイツでトップシェアを誇る高品質ストーブです。
独自の燃焼理論『O2アクティブシステム』により、クリーンバーンではなく触媒も使わないシンプル構造でヨーロッパの排煙基準をクリアしています




童話作家アンデルセンの生誕地、デンマーク・オーデンセの街に生まれたスキャン社は「ヒーティングファニチャー」の設計思想で、優れたデザイン性と機能性を両立させたストーブ作りを進めてきました。鋳物製品とスチール製品の両方を持つ稀有なメーカーでいまや全世界に愛されています。
日本国内では今年(2014年)からヨツール製品を取り扱う㈱メイクが販売権を得て、拡販に尽力しています。
近年は鋳鉄ストーブはラインナップからはなくなり、スチールストーブの専門となり、より炎を見ることに主眼を置いたスタイリッシュストーブに進化しています。




革新的燃焼方式「ウッドボックス多次燃焼方式」を開発したネスターマーティン社は、スペインの大手ストーブメーカー「ヘルゴン社」の傘下となり、さらなる飛躍を目指しています。
岩手県内で弊社が初めて取り扱いを始めた2009年当時、誰もその名を知らなかった『ネスターマーティン』ですが、その取り扱いやすさや従来のストーブとは違うことを、ご使用いただいたユーザー様のクチコミで先行大手と肩を並べるほどのステイタスになっています。
ウッドボックス燃焼方式は一言で言うと木質可燃性ガスを燃やすガス燃焼方式です。そのため最高燃焼温度は約650℃にとどまり、鋳物などが変質する温度まではあがりません。唯一安心して針葉樹を燃やす事のできる高進化形ストーブなのです。
高額な修理がない安心感がこのストーブのもう一つの特徴です。




ソープストーンという蓄熱性に優れた石を素材とする独特なストーブメーカーです。厚さ32mmのソープストーンを使用しているので柔らかな暖かさが長時間感じられます。近年の高断熱住宅にマッチするストーブでしょう。またより早く温め上げることが可能な鋳鉄製品もラインナップし、より幅広いニーズにお答えできるようになりました。


北欧ノルウェーで1853年に創業したヨツール社は常に他社をリードする製品開発を行ってきました。現在燃焼方式の主流となっている「クリーンバーン方式」も世界で初めてヨツール社が開発したものです。日本国内での販売も歴史が長く、満足するに足りるストーブです。


コストパフォーマンスに優れた製品が多いドブレ社は、「長く使うものだからこそ良いものを提供したい」の精神で品質向上を図り、ベルギーのみならずドイツ・ノルウェー・スウェーデンオランダなどの厳しい品質基準をクリアしています。


『無敵』の意味を持つフランスのメーカー。デザインは多種多様であり、アメリカン調クラシカルデザインからモダンデザイン、独創的デザインまでそろえている非常にユニークなメーカーです。
クリーンバーン燃焼方式が主ですが、最近のモデルは燃焼空気を予熱するシステムを取り入れたものも多く、より完全燃焼性が高くなっています。


弊社では上記製品を中心に販売展開しておりますが、他社製品も当然取り扱い可能です。「これ」という薪ストーブがありましたら、遠慮なくお気軽にお申し付けください。

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